「Mimitsu meets me.」への道【2】

宮崎キャドセンターの臼井です。

今日は、美々津の伝建地区内の売り地、「Mimitsu meets me.」への道の第2回です。

「Mimitsu meets me.」への道【1】はコチラ

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近隣住民の方から相談を受けた物件は、美々津の伝建地区の中では珍しく高台にありました。

全体で約112坪の土地は「上」と「下」で大きく二つに分かれており、「下」は縦列で2台分ほどの駐車スペースが。

何mもの高さに積み上げられた古い石垣の上部も、蔦や雑木でびっしり。

「結構な高さだなぁ・・・伐採には高所作業車が必要かもなぁ・・・」

などと思いつつも、

「プロジェクトAの時のジャッキー・チェンなら、自力で駆け上がっていくんだろうなぁ」

なんて、妄想してみたりして。(余談)

▲このシーンの時。(プロジェクトAより)

真ん中のスロープを上がっていくと、「上」の部分がお目見え。

空き家は、鉄筋コンクリート造の平屋建。やはりこちらも蔦がびっしり。

お庭は、革靴で入るには躊躇するほど雑草や木の枝に占領されていました。

予想をはるかに超える状況に肩を落としつつも、

「せっかくご相談があったんだからなんとかしなきゃ!」

と、自分を奮い立たせてその日は宮崎市内へ戻りました。

オフィスに戻り、早速物件の所有者様の探索。

「物件は分かっているのだけれども、所有者がどこにいるのか分からない・・・」

という時は、土地・建物の登記情報の確認をします。

この登記情報というのは、一般の方でも法務局などで取得できる情報です。

取得した登記情報によると、所有者様は東京にお住まいということになっていました。

近隣への聞き込み等は別として、合法的な(というとかなり語弊がありますが・・・)手段で得られる個人情報は基本的にはここまでかと思います。

あとは、願いを込めてお手紙を郵送するだけ。

しかし、この「お手紙」というのが実にシビアなんです。

いきなり全く知らない県外の業者から連絡が来るわけですから、所有者様としてはかなり警戒されると思います。

しかも、内容はというと「お持ちの不動産をどうなさいますか?」といった趣旨のものですから、ひときわ怪しい。

遠方に在って、管理が行き届いていないとはいえ、大切な財産に変わりはありません。

ファーストコンタクトで誤解を与えてしまっては、何も始まりませんので、

・自分たちが何者であるかを明確にし

・失礼にならないように所有不動産の話に触れて

・願わくば返事を頂戴したい

といった要点をまとめて、手短に伝えるというスキルが必要になります。

所有者様がどういった方なのかという情報が、一切こちらには無い分、非常に気を使ってお手紙を書きます。

「返事は来なくて当然。」

毎回、遠方に住んでいらっしゃる所有者様にこういったお手紙を出すときは、願いは込めてもダメもとで郵送します。

しかし、数日後、私は良い意味で肩透かしを喰らうのでした。

つづく

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